産業・経済 社会・全般
2012年7月2日(月)9:00
イセエビ漁解禁
50㌔水揚げ、キロ3000円で取引
宮古地区でのイセエビ漁が1日、解禁となり、生きのいいイセエビ約50㌔が水揚げされた。重さは大きいもので2・5㌔。1㌔当たりの取引価格は平年並み2500~3000円。来年3月までイセエビ漁は展開される。
イセエビは、県漁業調整規則で産卵期に当たる4月1日~6月30日までは禁漁期間に設定され、体長18㌢以下は捕獲禁止となっている。
この日の早朝、荷川取漁港では、漁を終えた漁船が戻ってきた。
漁師の1人は「イセエビは軍手をはめて捕獲するので、肉質が引き締まって良い」と語った。
市内でレストランを経営する長浜司さん(36)は漁師数人から計30㌔を買い取った。「取れたてのイセエビは差し身やオーブン焼き、みそ汁などで食べるととても美味しい」と話した。