夏へ、スタミナ付けよう/ゴーヤーの日
特売や試食会盛況/消費拡大でキャンペーン
ゴーヤーの日である8日、JAあたらす市場で2010年度宮古地区ゴーヤーの日キャンペーン(主催・同実行委員会)が開かれた。宮古島産のゴーヤー1袋(2~3本入り)が58円の特別価格で販売されたことから、オープンと同時に多くの人が訪れ、緑鮮やかなゴーヤーを買い求めた。開店前にはセレモニーも行われ、JA宮古地区ゴーヤー専門部会の伊志嶺一之会長がキャンペーン開会宣言を行った。
宮古島産ゴーヤーを島内外にアピールしながら消費拡大を図ることを目的に、04年度から行われている同キャンペーン。
セレモニーでは実行委員長を務める長濱哲夫JAおきなわ宮古地区本部長や宮古農林水産振興センターの砂川正幸所長、下地敏彦市長が消費拡大に向け、関係機関のさらなる取り組みの強化を訴えた。
キャンペーン開会宣言では伊志嶺会長が「ゴーヤーの日を機会に、地産地消をはじめ県内外に宮古島産ゴーヤーを強くアピールするために頑張っていきたい」と決意を述べた。
特別価格での販売は午前9時と午後1時からの2回行われ、合計で約2250袋、1500㌔を販売した。
JA宮古地区女性部が作ったゴーヤージュースやゴーヤーの梅漬け、ゴーヤー入りサタパンビンの試食、調理レシピの配布も行われた。
買い物に訪れた友利佐代さん(38)は「子どもがゴーヤーは苦いと言うので砂糖や卵を入れてチャンプルーなどにしている」、親せきが生産農家という国仲洋敏さん(餔)は「いろいろな料理に使えるし、血圧に良いというので日ごろからよく食べている」とそれぞれ語った。