次回は4月21日開催へ/トライ大会、専門委で確認
第28回全日本トライアスロン宮古島大会の第4回専門委員会が5日、市役所平良庁舎で行われ、最終出場選手数や完走者数などが報告されたほか、第29回の大会日程を4月21日開催することを確認した。今後開かれる競技委員会で正式に決定する。また、28回大会の各専門部の反省、改善点や要望などが協議された。大会運営はおおむねスムーズに行われたが、細かい点で次回大会に向けての改善点などが示された。
大会当日の日中の最高気温が28度で、湿度が87%と共に高かったことから、熱中症とみられる症状で処置を受けた選手が多かった。医療救護部からは参加選手への自己責任を啓発する意味で、トライアスロンのHP内に医療救護部のページを設け、過去の大会で危険だった事例を、個人情報に配慮した形で公表することが提案され、事務局が今後前向きに検討することを決めた。
競技総務部は、水泳のゴール会場で、取材者、観客、競技役員の分離が難しかったことから、次回大会では会場のレイアウト変更を検討する必要性を挙げた。自転車部は今大会はリタイアする選手が多く、バイク回収の対応が遅れたため、当日の気象情報などを参考にして、バイク回収車数を増やすなどの対応をすることなどを改善策案として示した。また、マラソン部は大会当日の暑さが厳しく、特にラン後半にリタイアが続出し、対応が追いつかない場面が多かったなどを反省点として挙げた。