「A&W」「てもみん」出店/宮古空港ターミナル
下地社長「愛される空港めざす」
宮古空港ターミナルの下地義治社長が11日、同空港内で会見を開き利用者に愛される空港づくりに向けたサービスの充実化や利用者の要望に応えた設備の改築内容などについて発表した。
下地社長は「愛される空港づくりは宮古島にとって重要な要素。スカイマークの就航や運賃低減化により、飛躍的に乗降客数が増加し解決すべき課題や利用者の要望への対応などが急務となっていた。そうした課題や要望に応え、利用者に喜んでもらえる空港にしていくために職員一丸となって頑張りたい」と述べた。
同ターミナルでは、課題だった搭乗待合室内の女子トイレがピーク時に混雑していたことから、これまでの男子トイレを女子トイレに改築。男子トイレはこれまで同社の直営のパーラーを改築して男子トイレとして利用することとなった。
新しい男子トイレは13日から利用可能となる。女子トイレの拡充工事は月ごろの完了を予定しているがそれまでは従来の男子トイレも女子トイレとして利用できる。
また、搭乗待合室内には売店とパーラーをドッキングさせた「ぐりーんりーふ」が先月12日から開店し、好評を博している。
このほかにも、利用者から要望の多かったファストフード店については、A&W宮古空港店が16日に飲食店ゾーンにオープンする。
また、同様に要望の多かったマッサージ店として「てもみん」もA&Wに併設して今月1日からオープンしている。
そのほか、空港内の運航情報を表示している案内表示装置も現在の回転するフラップ式のシステムを一新し、見やすく、分かりやすくした高解像度ディスプレーモニターを10月末ごろに導入する。
同モニターでは、運航情報のほか、緊急災害情報やその他動画などさまざまなお知らせも表示できることからサービスの向上が図られるとしている。