舞踊やダンスなど華やかに/婦人の大演芸会
250人が多彩な演技
第8回婦人の大演芸会(主催・宮古島市(地区)婦人連合会)が15日、マティダ市民劇場で開かれた。各地の婦人会と賛助団体総勢250人余が出演し、創作舞踊やダンスなど多彩な演技力を発揮した。会場には大勢の市民が駆け付け。鮮やかな衣装を着て、時には優雅に、時には躍動感あふれる舞台を楽しんだ。
島尻清子会長ら役員11人が「トウガニあやぐ」でオープニングを飾ると、上野学区婦人会は「ピンクレディーメドレー」で躍動。伊良部学区婦人会は、鮮やかな衣装で目を引き付けた。
西辺学区婦人会がフラメンコの衣装を着て舞台を彩り、下地学区婦人会は「ヨンシー」「佐渡おけさ」「クイチャー」など地区内に伝わる伝統芸能で観衆を沸かせた。
多良間学区婦人会は八月踊りの「キネツおどり」「やまとおどり」を披露。伴奏なしのコミカルな踊りは会場の笑いを誘った。
主催者あいさつで島尻会長は、会員の資質の向上、豊かな地域づくりの2本を柱に活動を展開してきたことを強調。「各婦人会がこの演芸会に向け3月間取り組んできた。演芸会を通して、さらなる組織の強化につなげていきたい」とあいさつした。
市教育委員会の川満弘志教育長は、演芸会のテーマである「婦人(女性)の笑顔は平和のシンボル」を紹介し「みんなで笑顔を振りまきながら、宮古島市の発展に貢献してほしい」と呼び掛けた。
演芸会は昼夜2回公演で、いずれも会場は満席。約2時間30分間の公演は最後まで観衆を引き付けていた。