クイチャーフェス11月4日に開催
実行委 出演団体の募集開始
クイチャーフェスティバル実行委員会の下地暁委員長らが17日、RBCサテライトスタジオで会見し、11回大会を11月4日に開催することを発表した。会場はカママ嶺公園多目的広場を予定する。出演を希望する団体の受け付けも開始。下地委員長は「今年も初心を忘れず、島の未来に夢をはせながら取り組みたい」などと意欲を示した。
第11回フェスティバルのサブタイトルは「んなまからまい んざがみまい 宮古ぬ思い」。これまで同様にクイチャー以外の伝統芸能も重視し、この部門の充実を図るほか、島外からの招へい団体として創作芸団レキオスの出演が決定している。また、八重山の竹富のクイチャーの関係者にも出演を打診している。
大会参加部門は▽伝統クイチャー▽創作クイチャー▽その他(伝統芸能等)-の3部門。創作部門ではクイチャーをイメージさせる手拍子や跳ね上がる振りを演技の一部に取り入れることなどが基本ルールとして定められている(事前にビデオ審査あり)。
演舞時間は伝統が5分以内で創作は4分以内、その他は5~6分以内とする。
申し込み先はクイチャーフェスティバル実行委員会事務局(平良字西里973-1、RBCサテライトスタジオ内、電話75・5702)まで。問い合わせ先は同事務局か、パック宮古支社(73・3515、粟國和伸事務局長)まで。
出場申し込みの締め切りは伝統の部が今月31日、創作の部は8月31日。
会見で下地委員長は「11回大会まで迎えられるのは関係者一人ひとりの強い思いのおかげ」と感謝。粟國事務局長も「関係者の支えがあって開催できる。これからも20回、30回大会と続けていきたい」と話した。
クイチャーフェスティバルは島の一大イベントして定着。前回第10回大会までの出演者は延べ1万2600人、観客は3万8700人を数え、毎年右肩上がりで推移している。