「島の恵み」をPR/宮古島夏まつり
3人のミスが抱負/38代から39代へ新旧交代式
宮古島夏まつりで恒例となったミス宮古発表会(主管・宮古島観光協会、同青年部)が21日夕、市公設市場前特設ステージで行われ、第39代ミスサンゴの友利みちるさん(21)、ミスティダの根間愛美さん(20)、ミスブーゲンビレアの平良ゆかりさん(27)が紹介され、第38代のミス宮古からシンボルのたすきを引き継いだ。情熱的な島を象徴する特産品、マンゴーのカラーをあしらった新たなユニフォームに身を包んだ第39代のミス3人は、自然、文化イベント、特産品などの「島の恵み」をPRすることに意欲をみせた。
第39代ミスサンゴの友利さんはミスに決定した瞬間のことを「うれしい反面、驚きの方が大きかった。那覇や本土にいる友人からメールが止まらなかった」と話し、「宮古には東平安名崎、与那覇前浜、ラムサール条約に指定された与那覇湾など豊かな自然があり、幅広い人たちにPRしていきたい」と向こう1年の観光大使としての抱負を述べた。
ミスティダの根間さんはミスのユニフォームに袖を通した時の気持ちを「最初は着心地が良かったが、次第に責任の重大さを感じるようになった」と述べ、「これから1年、全日本トライアスロン宮古島大会、ワイドーマラソン、ロックフェスタなどのイベントを島外に向けてPRし、多くの人たちに観光に来てもらえるよう努めていきたい」と語った。
ミスブーゲンビレアの平さんは、ミス選考に際し、「祖母から美容についてのアドバイスを受けた」と感極まった様子で家族の応援について話した。平良さんは「宮古島には、おいしいマンゴーをはじめ、パッションフルーツ、モズクなどたくさんの特産品がある。たくさんの人に食べてもらえるよう広めていきたい」と述べた。