大勢の観客を魅了/YOSAKOIソーラン
躍動感あふれる踊りで
YOSAKOIソーラン2012in宮古島~ダンスで結まーるフェスティバル」(主催・同実行委員会)が22日、マティダ市民劇場で行われた。室蘭市のYOSAKOIソーランチーム「AJG KIDS(エジェックキッズ)」(奥田安子代表)の子どもたち40人余が出演。躍動感あふれる踊りをアクロバティックに披露し、観客を魅了した。
室蘭市長らが昨年、来島した際に20112年に室蘭開港140年・市制施行90年記念の「第66回むろらん港まつり」を開催することから、市民レベルの交流計画が提案され、今回実現した。
その計画を受け、エジェックキッズと交流のある花園幼稚園が中心となって実行委員会を立ち上げ、着々と準備を進めていた。
舞台はエジェックキッズと花園幼稚園の子どもたちとの共演で幕開け。軽快なリズムと光の演出効果で、神秘的な世界に包まれた。観客らの視線はくぎ付け。舞台と会場が一体となった。
エジェックキッズは「心を照らせ2012煌翔の舞」や「神戸発」などを繰り広げた。宙返りなど大胆なアクロバットを演じた。感動と興奮に包まれた会場からは、大きな拍手が沸き起こった。
書道ガールズや風の神太鼓などが出演し、盛り上げた。
演目の合間には下地敏彦市長があいさつし、「室蘭市と宮古島市は、英国探検船『プロビデンス号』の来航200年祭を記念したイベントが縁で、1988年に交流都市を締結した」と述べ、今回の民間レベルの交流を喜んだ。