熱い踊り届ける/風の神太鼓
「むろらん港まつり」出演へ
創作太鼓「風の神太鼓」(笠原裕子代表)のメンバーが北海道室蘭市で行われる「第66回むろらん港まつり」(27~29日)にゲストとして招かれ、太鼓演舞を披露する。参加メンバーは小学生から大人まで15人。「北の国室蘭市に宮古島の熱い踊りの風を届けたい」と祭りに向け練習に励んでいる。
風の神太鼓は、今年で結成15年目。地域に根差した青少年健全育成を目標に、福祉施設の慰問や各種イベントに参加している。
室蘭市と宮古島市は交流都市を締結しており、宮古島市の使節団として年間にわたり室蘭市と交流を続けてきた。
今年の宮古島夏まつりに参加した室蘭市の「エジェックキッズよさこいソーランチーム」とも交流があり、「港まつり」では双方が演舞を披露することになっている。
笠原代表は「ゲストとして祭りに参加できることは大変うれしい。これからも精進の精神で、力強く太鼓を打ち続けていきたい」と抱負を語った。
旅費などで各方面から多くの支援を受けたと言い「皆さんの期待に沿えるよう頑張りたい」と感謝した。
メンバーは27日に出発し3泊4日の日程で、ステージや商店街などで太鼓演舞を披露することになっている。