漲水学園が3連覇達成/県児童福祉施設野球
関係者らが選手を出迎え
2012年度県児童福祉施設球技大会の野球の部が26日、八重瀬町の東風平運動公園野球場で開かれ、漲水学園が昨年、一昨年の大会に続き優勝を果たし3連覇を達成。8月に開催される九州大会への出場権を獲得した。選手たちが帰島した27日、宮古空港では学校関係者や父母らが出迎え、3年連続での県大会制覇を祝った。
同大会は県内8施設が参加。漲水学園からは高校生6人、中学生3人、小学生4人が選手として出場した。
1回戦は島添の丘(南城市)に10対1、準決勝は若夏学院(那覇市)に7対2で勝利し決勝へ進出。昨年大会と同じ石嶺児童園(那覇市)との対戦となった決勝では互いに譲らず、3対3の同点で、無死満塁からスタートする特別ルールが適用される延長戦へ。先攻の石嶺児童園が4点を挙げたが、漲水学園はそれを上回る5点を挙げ、逆転サヨナラで3連覇を決めた。
兼島章人監督は「毎試合、先取点を奪われる戦いだったが選手たちは気持ちを切らず、最後まで諦めないでプレーしてくれたことが勝利につながったと思う。九州大会ではまだ1勝もできていないので、まずは1回戦を勝ち上がれるよう頑張りたい」と語った。
九州大会は8月21日から福岡で開催される。