社会・全般
2012年7月29日(日)9:00
「ズミギ作戦」を展開/宮古島署など
未成年者の飲酒防止など訴え
風俗環境浄化を目的とした未成年者の飲酒防止と路上寝防止のパトロールが27日夜、西里通りや通称イーザトなどで行われた。居酒屋などを回り「未成年者に酒やタバコは売らない」「路上寝は非常に危険です」などと書かれたチラシを配布し協力を呼び掛けた。
「ズミギ(良い)作戦」と銘打ち、宮古島署や防犯協会、少年補導員協議会、社交業組合、防犯パトロール隊など11団体から約80人が参加した。
宮古島署で行われた出発式で宮城英眞署長は、青少年犯罪件数や多発する路上寝の実態などを挙げ「安全な地域基盤を築くため、青少年の健全育成に努めていこう」とあいさつした。
宮古島地区防犯協会の前川尚誼会長は「地域の安全は我々が守るという認識を持って取り組んでほしい」と呼び掛けた。
参加者たちはこの後、各班に分かれ居酒屋や飲食店などを回り、未成年者の飲酒防止や路上寝の危険性を訴えるチラシなどを配布し注意を喚起した。