指定管理に5社が応募/リサイクルセンター
選定委員会で候補選出へ
宮古島市が募集していた、市資源リサイクルセンター(上野野原)の指定管理者応募受付が1日で締め切られた。市では5社からの応募を受理。今後は、「宮古島市公の施設に係わる指定管理者候補者選定委員会」にて候補者を選出し、市議会の承認を経て指定管理者が正式決定する。指定管理への移行は2013年4月からを予定している。
同センターは、農産廃棄物や家畜ふん尿、生ごみなどを堆肥化して農地に還元し、地力の回復を図ることでの農産物品質向上や、生ごみ資源化による地下水保全などを目的に06年から稼働している。
指定管理後の管理経費は原則、堆肥販売収入で対応。施設使用料は指定管理開始初年度から3年間は免除となるが、4年目からは年額300万円の支払いが求められる。指定管理期間は協定の締結日から5年間。
担当する農林水産部むらづくり課によると、今月中に指定管理者候補者選定委員会へ審査を依頼。9月中に指定管理候補者を選定し、市議会12月議会で承認を求める。
当初計画では9月議会で承認を受け、今年度中から指定管理へ移行する予定としていたが、9月での提案は難しいとの判断から12月に変更。指定管理も13年4月からとすることが検討されている。