奨励金寄贈で活躍期待/宮農高同窓会
宮総実生徒8人、九州大会へ
宮古農林高等学校同窓会(松堂成好会長)は3日、8日に福岡県で開催される九州学校農業クラブ連盟大会(FFK大会)に出場する宮古総合実業高校(下地盛雄校長)の渡口明香里さん(生活福祉科3年)ら8人に奨励金を贈り活躍を期待した。
7月5~6日に第60回沖縄県学校農業クラブ連盟大会が開催され、渡口さんが「生活・文化」部門の意見発表で最優秀賞を受賞し、県代表に選ばれた。また川満徳智君(環境工学科)ら7人が「環境」部門でプロジェクト発表を行い、最優秀賞を受賞した。
九州大会では、渡口さんが「文化・生活」区分で「介護福祉士を目指して」と題して発表する。また川満さんらは「環境」区分で「宮古島の『水』と『食』を守れ~日本そばとサトウキビの輪作による環境保全型農業と農家支援~」と題してプロジェクト発表する。
贈呈式で、同窓会の下里典子副会長は「九州大会に出場するのは、先輩としてうれしく誇りに思う。今後とも先輩として後輩たちを応援していく」と激励した。同窓会の石原早苗副会長、下地明副会長が同席した。
渡口さんは「本番では、日頃の練習の成果を堂々と発表したい」、川満君は「これまで活動した成果を発表する」とそれぞれ決意を表明した。
下地校長は「全校生徒517人のうち、農業関係の生徒は274人。農業は社会に貢献することが大事。将来地域の農業担い手として活躍することを期待する。奨励金に対しては感謝の気持ちを持ち、九州大会では一生懸命頑張ってください」と励ました。
九州大会に出場する生徒は次の通り。(敬称略)
【意見発表】渡口明香里(生活福祉科3年)【プロジェクト発表】川満徳智(環境工学科3年)、川田翔平(同)、関亮太(同)、比屋根舞(同2年)、奥平敦士(同)、嘉手苅聖茄(同1年)、平良美歌(生活福祉科1年)。