バトンつなぎ10時間走破/チャリティーフェスタ10RUN
高校生たちが企画、運営する慈善活動「第9回チャリティーフェスタ 10RUN(ワンオーラン)」(主催・同実行委員会)が5日、市陸上競技場で開かれた。宮古地区4高校から4チーム、約200人が参加。各チームでバトンをつなぎ、約10時間で400㍍トラックを合計1789周走破した。
2004年からスタートした「10RUN」は、1チーム30~40人がトラックをリレー形式で10時間走り続け、走った周回数に応じ、高校生自らが集めたスポンサーから募金をもらい、福祉やボランティア団体などへ贈呈する慈善活動。今年は集まった募金の半分を、東日本大震災被災地から宮古島へ来る子どもたちの滞在費支援に充当するほか、宮古島市身体障がい者福祉協会平良支部、宮古地区手をつなぐ育成会、NPO法人美ぎ島宮古島事務局に寄贈する。
台風11号の接近でスタートが50分遅れとなったほか、雷の発生で一時中断するなどして、総時間が約9時間30分に短縮されたが、高校生たちは午後7時30分まで、バトンをつなぎ走り続け、最後は参加者全員が一団となってゴールした。
JC杯少年野球大会出場のため来島している岩手県宮古市の小学生も飛び入りで参加した。