「宮古の海は宝物」/海・山交流体験研修最終日
白川町児童が市長表敬
海・山交流体験宿泊研修のため8日から2泊3日の日程で宮古島を訪れていた岐阜県白川町の児童20人は、研修最終日の10日午前、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問した。
白川町の児童は、下地小学校の児童と宮古青少年の家に宿泊しながら、さまざまな体験を行い交流を深めてきた。
平良庁舎を訪れた白川町の児童に下地市長は「同じ日本でも場所によって違いがある。白川と下地の子どもが、またほかの県や国の子たちと友だちになって違いを知るとおもしろいと思う」と呼び掛けた。
児童を代表して、佐見小5年の安江龍弥君が「下地のことをたくさん分かることができたし、友だちができたのも良かった」、白川北小6年の牧野翔君は「宮古島の海は宝物だと分かった。白川町には海はないが山という宝物があることに気付いた。これからこの宝物を大切にしていきたい」とあいさつした。
白川町教育委員会の纐纈守章中央公民館長は「この交流は今年で9回目。回を重ねるごとに充実した研修となり、ありがたい」と感謝の思いを述べた。
質問コーナーでは、児童たちが下地市長に、「島で一番多い名字は」や「島の自慢は」など宮古島に関するさまざまな疑問や質問を投げかけた。最後は児童と市長で記念写真を撮影した。