大嶺栞里さん(平良3年)が最優秀賞/中学校英語弁論大会
優秀賞は平良君(上野2年)、下地さん(西城3年)
第5回宮古地区中学校英語弁論大会(主催・宮古地区中学校英語教育研究会)が15日、宮古合同庁舎2階講堂で開かれた。12校から代表生徒各1人が参加し、これまで練習を重ねてきた英語のスピーチを披露した。審査の結果、平良中学校3年の大嶺栞里さんが最優秀賞に輝いた。優秀賞には上野中学校2年の平良貴教君と西城中学校3年の下地佐季さんが選ばれ、3人は10月6日に行われる「高円宮杯全日本中学校英語弁論大会沖縄県予選大会」へ出場する。
参加生徒たちは5分以内で、自らの経験を交えた主張を英語で発表。審査員は発音、全体の印象、話しぶり、内容などを審査した。
緊張した面持ちの生徒たちも発表が進むと落ち着き、身ぶり手ぶりを加えながら情感豊かに堂々と発表。会場からは大きな拍手が送られた。
大嶺さんは「希望の明かりに」をテーマに、助産師の叔母の姿を見ながら看護師を目指すことを決意したことを表現力豊かに発表。「叔母のような強い心を持った看護師として、苦しむ人々の希望の明かりになりたい」と訴え最優秀賞を獲得した。
平良君は「部活仲間」と題して、バスケットボール部のキャプテンとして仲間たちと目標を持って頑張る日々を紹介した。
また、下地さんは「繋がりとコミュニケーション」の題でいじめの問題について「人と人が繋がりを持つことの大切さ」を訴えた。
受賞の感想について、大嶺さんは「自分よりもうまい人がたくさんいたのでびっくりしたけど、とてもうれしい。今回は間違った部分もあったので県大会ではしっかり修正して上位を目指したい」と意気込みを示した。
平良君は「これまでよりもいい発表ができたので優秀賞はとてもうれしい。県大会でも上位を目指したい」と述べた。
下地さんも「自分が選ばれると思っていなかったので優秀賞と聞いてうれしかった。県大会でも頑張りたい」と意欲を示した。