異文化交流で成長/市海外ホームステイ事業
18人元気に帰国
宮古島市の海外ホームステイ派遣事業で、8月4日から約2週間、アメリカハワイ州マウイ島で過ごした市の中・高校生が18日に帰国した。それぞれ充実した表情で帰島し、出迎えの父母らに異文化交流で成長した姿を見せた。
18人は今月4日に出発した。現地ではホームステイしながらハワイ・マウイ島の歴史や文化に触れるとともに、地元の子どもたちとの交流も深めた。
帰島した生徒たちを市教育委員会や父母らが宮古空港で出迎えた。
川満弘志教育長は「表情が充実している。向こうで楽しい日々を過ごされたのでしょう。このようにして外国の文化を見て、経験を積むことが大切。これからも積極的に挑戦し、『自分たちがこの宮古島を盛り上げていくんだ』という気持ちで頑張ってほしい」と激励を込めた。
生徒を代表して宮古総合実業高校1年の来間桃花さんが「今回のホームステイを通して、自信を持って話すことや何事にもチャレンジすることの大切さが分かった。英語も学ばなければならない。マウイ島の自然に肌で触れて、島の良さを実感できたし、日本の良さも学べた。この経験を今後の学校生活の中で生かしたい」と感想を話した。