連動した商品開発を/朝ドラロケ地の大阪市大正区
筋原区長が市長を訪問
10月から放映されるNHK朝の連続テレビ小説「純と愛」で宮古島ととも舞台となっている大阪市大正区の筋原章博区長と内山泰博総合企画担当課長が21日午前、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を表敬訪問。ドラマを機に宮古島と大正区で連動した商品開発を目指す考えを示すとともに、市に協力を要請した。
大正区では、同ドラマの舞台に選ばれた今年が区政80周年であり、沖縄復帰40周年を迎えた節目の年であったことから、それを記念し、沖縄と大阪(なにわ)双方の魅力を合わせて発信する計画「おきナニワんプロジェクト」を始動。その一環として、沖縄そばときつねうどんを合わせた「おきナニワん」うどんなど大阪と沖縄の名物を融合させた「おきナニワんフード」を開発している。
市長室を訪れた筋原区長らは、大正区でもドラマのロケがスタートし盛り上がりを見せていることなどを報告。また、「おきナニワんフード」として、きつねうどんと宮古そばを融合させた「おきナニワん」宮古そばのメニュー化を検討していることを紹介した。内山課長は、宮古島まもる君とコラボレーションした商品も開発したい考えを伝え、市に協力を要請。筋原区長は「これを機に宮古島と大正区で交流をしていきたい」と呼び掛けた。それに対し下地市長は「よろしくお願いしたい」と答えた。
同日昼には関係者で「おきナニワん」宮古そば試作品の試食会を市内レストランで行ったほか、筋原区長らは同ドラマのロケ地を視察した後、同日夕、帰路に就いた。