26日に「打楽器と合唱の祭典」/出演者が市長に招待状
26日にマティダ市民劇場で開かれる「打楽器と合唱の祭典」に出演するマリンバ奏者で作曲家の吉岡孝悦氏らが23日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、公演の開催を報告するとともに、招待状を贈り当日の来場を要請した。
同祭典は、吉岡氏ら6人の打楽器奏者と宮古フロイデ合唱団、みやこ少年少女合唱団が共演。国内外で活躍する吉岡氏は、これまでに多数の楽曲を生み出していて、今回のプログラムは吉岡氏作曲の作品のみで構成される。
出演者のうち賛助出演として参加する塩浜玲子、宮古出身の下里博枝、普天間健、フロイデ合唱団で指揮を務める長濱隆の4氏とともに市長室を訪れた吉岡氏は下地市長に招待状を手渡し、「会場に足を運んで聞いてほしい」と呼び掛けた。
吉岡氏は昨年2月、文化庁の派遣事業でオーケストラの一員として来島し北小学校で演奏。その時に長濱氏と出会ったことを機に今回の公演が実現した。吉岡氏は「私一人でできることではない。演奏する仲間や合唱団、スタッフ、練習場所などいろいろな条件がそろわないとできない。スタッフやボランティアなどたくさんの人が応援してくれている」と周囲の協力に感謝の思いを述べた。
公演は26日午後2時30分開場、同3時開演。料金は一般1999円、小学生1000円。問い合わせはマティダ市民劇場(電話72・9622)まで。