練習成果を舞台で披露/人権フォーラム劇の公開リハ
今月16日にマティダ市民劇場で開かれる「人権フォーラムin宮古2012」(主催・県、NPO法人HIV人権ネットワーク沖縄ほか)で上演されるオリジナル劇「光の扉を開けて」の公開リハーサルが8日、久松中学校体育館で行われた。出演者たちは台本を見ることなくせりふを言うなど本番さながらの演技を見せた。
中学、高校生約30人が、夏休みと土・日曜日に宮古高校と久松中体育館で練習に取り組んできたほか、8月18、19日には宮古南静園で合宿練習も実施した。
公開リハーサルは2回目で、台本を持たないでのリハーサルは今回が初めて。
見学に訪れた出演者の生徒の保護者や学校教諭に、大会実行委員会を務める宮古高校の禰保研光教諭は「南静園で入所者から話を聞くなどして成長した姿を見てほしい」と呼び掛けた。
来場者と、演技指導を務めるHIV人権ネットワーク沖縄の神崎英敏さんと田村八穂子さんらが見守る中、出演者たちはそれぞれの役を堂々と演じ、これまでの練習成果を披露した。
同フォーラムは16日午後6時開場、同6時30分開演。入場料は大人1000円、小中学生・高校生500円。チケットはBooksきょうはん宮古店と宮古南店などで発売中。