在沖郷友が100万円寄付/比嘉自治会創立記念期成会に
11月11日に開催される比嘉自治会創立150周年記念式典・祝賀会を成功させてほしいと、在沖比嘉郷友会(砂川榮吉会長)は8日、7月に開催した同郷友会チャリティーゴルフ大会(砂川三郎実行委員長)の収益金100万円を同記念事業期成会(照屋秀雄会長)に寄付した。
大会は、同記念事業の資金造成の目的で7月29日、沖縄本島恩納村内のゴルフ場で行われた。郷友会の会員をはじめ照屋会長ら役員が参加。総勢411人から善意の寄付金が寄せられた。
贈呈式で砂川会長は「現在の比嘉部落は、1862年に下の島(元比嘉)から風土病の困難を乗り越え、移転してから今年で150年を迎える。150年の節目で何ができるかを考えた結果、チャリティーゴルフ大会を催した。善意の寄付金が少しでも役立てれば」と贈った。
照屋会長は「多額の寄付金に感謝でいっぱい。今月中に環境整備事業を終わらせ、本番の記念式典、祝賀会に進んでいく。100万円の寄付金により今月中に目標の事業費を達成したい。各部の組織を挙げて全力で取り組んでいく」と決意を新たにした。
砂川三郎会長は「チャリティーゴルフ大会は、大いに盛り上がった。寄付金100万円を有効に活用し、故郷比嘉自治会をますます発展させてほしい」と話した。
同記念事業では、記念誌と第二巻沿革誌を発刊することにしている。
沿革史によると、1942(昭和17)年に創立80周年、52(同27)年に同90周年、62(同37)年に同100周年の記念事業を実施している。