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政治・行政
2012年9月11日(火)9:00

島民生活に必要不可欠/室井国交政務官が平良港視察

耐震バース化の予算が計上された平良港を視察する室井政務官(左)=10日、平良港湾事務所屋上

耐震バース化の予算が計上された平良港を視察する室井政務官(左)=10日、平良港湾事務所屋上

 国土交通省の室井邦彦大臣政務官が10日、今年度予算で耐震バースの整備が盛り込まれた平良港のほか、パイナガマビーチの護岸工事などを視察した。


 平良港の視察を行った室井政務官は「宮古島圏域や全体、離島観光のためだけでなく島民が日々、生活するためになくてはならない港であることを実感した」と述べた。

 今後の港の整備については「国を守り、国を支えるためには離島が無人島になってはいけない。そのためにも南西諸島を元気にして活力を出すために港の機能をしっかりと守る必要がある。私たち国交省も地元から課題、問題点をしっかり聞いて今後の取り組みに反映させたい」と述べた。

 これまで数回、室井政務官に平良港の整備について要請した下地敏彦市長も平良港の視察に同行し、予算化に対する尽力に感謝の意を述べた。

 平良港の耐震バース化に向けた事業は、新規の国直轄事業で今年度予算に「平良港直轄改修費」として13億9200万円が計上された。

 今後、平良港湾事務所が中心となって、基本、実施設計、改修工事などの事業を進めていく。


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