11年度は1億6000万円の黒字/多良間一般会計決算
9月議会に認定求め上程
【多良間】多良間村議会(西平幹議長)の9月定例会が11日、開会した。会期は14日までの4日間。初日は、11年度の一般会計、特別会計の決算認定や12年度の一般会計補正予算案など13案件を上程した。一般質問はきょう2日目に行われ、6氏が登壇する。
12年度一般会計は2億494万円を補正し歳入、歳出の総額を24億9149万円にする。補正の内訳では、11年度決算剰余金(1億6163万円)の財政調整基金への積み立てが、大部分を占めた。
11年度一般会計決算の歳入総額は24億7633万円で、歳出総額の22億9346万円を差し引いた歳入歳出差引額は、1億8287万円。これから翌年度へ繰り越すべき財源2124万円を差し引いた実質収支額は、1億6163万円の黒字となった。
一般質問の主な通告内容は次の通り。
【西筋米吉氏】2012年度策定予定の多良間村地域防災計画について
【嘉手苅光徳氏】多良間、石垣間の航空路線再開について▽土原御願内の清掃について
【羽地隆憲氏】人口動態について▽選挙について
【本村健次氏】キンギンナスの除去について▽中学校の教室のクーラーについて
【豊見城玄淳氏】多良間村人材育成基本方針について
【森山実夫氏】地下ダム事業の調査進捗について▽と畜場計画について