来年は4月21日開催/トライアスロン宮古島大会
定員1500人、来月から受付/実行委総会で要項決定
第29回全日本トライアスロン宮古島大会実行委員会総会が20日、市内のレストランで開かれた。29回大会は2013年4月21日に開催し、参加申し込みは10月1日から受け付けることなどを定めた大会要項案と総額9672万円とする予算案などをいずれも原案通り可決した。
総会では実行委員会の会長を務める下地敏彦市長が「29回大会は、30回という記念大会についても考えながら運営していかなければならないと思う。29回大会のあり方を話し合ってぜひ、成功させたい」とあいさつ。協賛社を代表して日本トランスオーシャン航空の大城善信宮古支社長が「トライアスロンは宮古島の代名詞。30回と言わず、40回、50回と続けてほしい。協力できることはやっていきたい」と語った。
議案審議では事務局が大会要項案として、開催日は4月21日、競技時間は午前7時から午後8時30分までの13時間30分、参加定員1500人、参加料3万3000円、参加申し込みは郵送とインターネットで10月1日から受け付けることなどを説明した。
「飛び出す希望、舞い上がらせよう空への思い」-。空の日の20日、「空の日」・「空の旬間」宮古空港実行委員会(石口澄夫会長)は、大阪直行便で来島した約120人に、そんな標語を貼り付けた記念の菓子を配り、「空の日」をPRした。
参加者はミス宮古の友利みちるさんや、日本トランスオーシャン航空(JTA)、全日本空輸(ANA)、市役所や国の職員ら約30人。シンボルキャラクターの「くにまる」君や「9月20日~30日は『空の旬間』です」-などと書いた大きな横断幕を掲げ、一行を歓迎した。期間限定で運航しているJTAの大阪直行便は、午後1時すぎ、宮古空港に到着した。参加者らが「きょうは、空の日です」と声を掛けて菓子を手渡すと、笑顔で受け取っていた。
今年のトライアスロン宮古島大会では3億3100万円の経済効果があったと試算した(写真は4月15日に行われた第28回大会の様子)