島言葉で文化学ぶ/県立博物館仲間さん講師
活動たたえ高里さんに感謝状
宮古島市(地区)婦人連合会は9日、下地農村環境改善センターで2010年度の定期総会を開いた。創立60周年の式典開催を含む同年度事業計画や歳入歳出予算を決定。「真に豊かで安心して暮らせる地域社会」の実現に向けて、会員一同が決意を新たにした。議事に先立ち、1984年から25年以上の長きにわたって婦人会活動に尽力してきた城辺学区の高里良美さんに感謝状を贈呈。島尻清子会長が手渡し、その労をたたえた。
この後、10年度の新組織体制をはじめ同年度の事業計画案と予算案を審議し、全会一致で承認した。婦人問題ほか、暮らし、福祉の向上、青少年の健全育成、環境問題など、あらゆる分野の課題解決に向けて積極的な活動を展開していく。
具体的な活動内容としては7月に演芸会を開催。婦人会の歴史を振り返る劇も予定している。60周年式典は11月28日に開催。新たな取り組みとしては視察研修を計画、会員相互の資質向上を図る。
10年度予算は347万169円。歳入の補助金は宮古島市が94万7000円、多良間村が1万円の計95万7000円。市の補助金のうち74万4000円は各学区婦人会へ均等に配分され、残り20万3000円は連合会の活動費に充てられる。