永年勤続6人を表彰/県保育士会宮古支部大会
障がい児保育の成果発表
市内公立保育所の職員らで構成する県保育士会宮古支部(黒島由美子支部長)の第33回保育大会が6日、市中央公民館で開催され、会員6人を永年勤続表彰した。同会では、九州・沖縄を代表して全国保育士研究大会(18日、鳥取県)に行く市保育研究会の瑞慶覧定代さんと、砂川ルミ子さんが研究の成果を事前発表した。
宮古から全国大会には、初めて出場する。研究テーマは「気になる子、障がいのある子への保育」~保育士のスキルアップ研修のあり方と連携~。宮古の研究会は障害児保育の充実を図るため、琉球大学教育学部や障がい児を支援しているNPOと連携してトレーニングや講座を行い、保育士の現場における対応力強化を図ってきた。今回、研究の成果が評価され、全国の舞台に立つことになった。
國仲清正市保健福祉部長(代読)は、「全国大会では思い切って発表し、宮古の魅力もPRしてきてほしい」と2人を激励した。
黒島支部長は感謝状を授与した後、下地美和子さん(佐良浜保育所)が、全国表彰を受けることを明らかにした。
表彰された保育士たちは「受賞を機に心機一転、子どもたちのために頑張りたい」などと喜び語った。
表彰を受けた皆さんは次の通り。(敬称略)
喜久川美由喜(北保育所)▽兼島幸美(東保育所)▽喜屋武美智代(馬場保育所)▽下地美恵子(福里保育所)▽横田千春(伊良部保育所)▽善平勝美(同)