学区対抗、きょう決着/体育大会陸上競技が開幕
高里、棒高跳で大会新
第39回宮古体育大会の最終競技、全宮古陸上競技大会が13日、宮古島市陸上競技場で開幕した。陸上を除く過去15競技の総合得点は現時点で前回優勝の北学区がトップ、平一学区、東学区と続いている。きょう14日の陸上の最終成績で順位が確定するが、北の連覇達成か、他学区が逆転優勝するかが注目される。
陸上競技の初日は、主にフィールド種目で決勝が行われ、一般男子棒高跳で佐良浜の高里智樹が4㍍10の大会新記録を樹立した。
そのほか一般男子の部では三段跳で南の下里佳也が優勝、円盤投は多良間の西筋優貴が勝った。ヤリ投は上野の秦広将が制した。
この日唯一のトラック種目の決勝は1万㍍。久松の與那嶺恭兵が他学区の選手を寄せ付けず独走した。
一般女子は砲丸投とヤリ投で決勝が行われ、砲丸は鏡原の高橋空、ヤリ投は佐良浜の仲里道代がそれぞれ優勝した。
壮年の部では40代男子砲丸投の決勝があり、西城の佐和田勝彦が優勝した。
14日はトラックの各種目で決勝が行われ、各学区の代表選手による熱戦が繰り広げられる。
同日で全日程を終える体育大会は8月に開幕。ゴルフや水泳、サッカー、バドミントン、ボウリングほかテニス、剣道、バレーボール、バスケットボールなどが行われてきた。
次の目標は宮古新記録/高里智樹
一般男子棒高跳で佐良浜の高里智樹(19)が4㍍10を跳び、自身の大会記録3㍍80を塗り替えた。
3㍍50からスタートした高里は10㌢ずつ上がるバーを難なくクリア。力強い助走と巧みなポールさばきで大会記録を更新すると4㍍もあっさり超えて見せた。
次の目標は「4㍍40の宮古記録更新」と話した。