創立50周年盛大に祝う/西原みどり会
西原みどり会(仲間忠会長)の創立50周年を祝う記念式典が14日、同地区公民館で約400人余りを集め盛大に催された。同会は1962年に発足し、高齢者を中心にさまざまな地域活動を展開している。式典には下地敏彦市長、上里寛昌宮古地区老人クラブ連合会長、前泊達夫地区老人クラブ平良支部長、根間恵勇在沖西辺郷友会長ら多くの来賓が駆け付け、祝辞を述べるとともに、同会のこれまでの活動をたたえた。
同会は62年に地区に住む65歳以上96人の高齢者が結束し会を発足させた。結成以来、地域の老人クラブ活動はもとより、美化活動などの地域で行われるさまざまな行事に関わり同会を活性化させ、宮古地区を代表する優良任意団体として、これまでに数多くの団体表彰を受けるなどの実績を持っている。
式典であいさつした仲間会長は「西原の単位クラブとして発足したみどり会は、先輩や関係各位の努力で発展を続け現在、410人の会員を有するまでに成長した。目まぐるしく変化する現代社会の中にあって、若々しく社会貢献する高齢者であることを目標にさらに発展していくことを目指していこう」と呼び掛けた。
来賓あいさつした下地市長は「創立50周年を心からお祝い申し上げる。歴代の会員各位が行ってきた地域活動に敬意を表したい。地域の環境美化活動に積極的に取り組むなど、皆さんの情熱が地域をより良いものにした。市も積極的にバックアップするので、今後ともご協力をお願いしたい」と述べた。また、式典では同会に貢献した24人に対し感謝状が贈呈された。
式典後、舞台では会員による余興などが繰り広げられる中、祝賀会が盛大に行われた。