地元との一体感強く/NHK「純と愛」トークショー
夏菜さん「宮古と共に生きている」
質問タイムで、狩俣小の児童が「ドラマで何を伝えたいのか」と質問したのに対し、武田さんは「宮古の人たちのように、誰にでも心を開く大らかな気持ちが主題になると思う」と宮古の人を持ち上げた。
山本さんは、東日本大震災で多くの人が打ちのめされた中で「人はどんな困難をも克服して再出発できるとの勇気を純ちゃんからもらってほしいとのメッセージも込めている」とドラマ製作に懸ける思いを明かした。
宮古との関わりについて武田さんは、40年前に新婚旅行で来たことや映画館で開催したコンサートにまつわるエピソードなどを紹介。宮古は、テレビの同時放映がされていなかった当時と比べ、隔世の感があると印象を語った。
夏菜さんと風間さんは宮古に到着すると街を歩いた。至る所に「純と愛」のポスター掲示され、食事に入った食堂にもあった。
風間さんは「街中のポスターにサインをしたいほどの思いに駆られた」と興奮気味。暗いイメージの愛さん役とは対照的な明るい一面を見せた。
夏菜さんは「ポスターを見ると、宮古の人たちと共に生きている感じがする。市民の皆さんと触れ合える時間を持てたことはうれしい」と語った。
荻野さんはテーマ曲は「なりやまあやぐ」をモチーフに作曲したとし、みんなが親しんでほしいと希望した。
地元の高校生が舞台に登場し、花束などを贈呈した。
最後に武田さんが夏菜さんと風間さんに「宮古を舞台に大きく成長してください」とエールを送った。
トークショーは番組主要キャストとの交流や観光地宮古島のPRと2次、3次ロケの地元協力体制づくりなどを目的に開催した。