「環境に優しい」PR/宮古島エコフェスタ開幕
EV、太陽光発電など紹介/荷川取漁港できょうまで
宮古島エコフェスタ2012(主催・日本青年会議所沖縄ブロック協議会、主管・宮古青年会議所)が20日、荷川取漁港内の広場で開幕した。電気自動車(EV)や太陽光発電などの販売業者や宮古工業高校などが出展し、環境にやさしい商品や取り組みなどを紹介している。21日まで。時間は午前10時から午後8時30分。
同イベントは、エコアイランド宮古島の実現へ向け、環境問題やエコ活動などについて学ぶ機会とすることなどを目的に開催。
開会式では日本青年会議所沖縄ブロック協議会の玉寄将会長が「このイベントを開催するきっかけは東日本大震災と原発事故。私たち青年団体が2012年を生きていく価値は、宮古島のエコアイランド構想を全国に向け発信すること以外にはないと思っている。沖縄、宮古島から元気を発信させたい」とイベントの趣旨を説明した。
宮古青年会議所の垣花厳志理事長、長濱政治副市長のあいさつに続き、テープカットを行いイベントの開幕を祝った。
会場では▽電気自動車やハイブリッド車などを販売する会社による車の展示と試乗▽電気店や住宅建業者による太陽光発電システムの説明▽宮古工業高校エコデン部とカート部による活動紹介▽市のエコに関する取り組みを紹介するパネル展示-などが行われているほか、飲食販売ブースも多数、出店している。
きょう21日は午前10時から開催。正午と午後4時からはステージイベントが行われるほか、フィナーレでは花火が打ち上げられる。