チャリティー芸能祭開催/商工会議所女性会
多彩な演目、舞台彩る
「第11回島興し、夢・企業人ワイドーワイドーチャリティー芸能祭」(主催・宮古島商工会議所女性会)が21日、マティダ市民劇場で行われ、多彩な演目で観客を楽しませた。
宮古龍獅団の勇壮な龍の舞で幕を開け、次いで同会の会員による「とうがに~あやぐ」の艶やかでしっとりとした舞が披露された。
古城和子会長は「女性としての資質の向上、文化の発展、地域経済活性化に向けて、創造力と機動力を発揮するよう一層の意を決している。バラエティーに富んだプログラムの構成になっているので、最後まで楽しんでほしい」とあいさつした。
来賓の下地敏彦市長は「地域に根ざした取り組みや経済発展に向けた意気込みを多彩な芸能を通し、観客が肌で感じることで、明るいまちづくりに向け進んでいけると確信する」と祝辞を述べた。
芸能祭は2年に1度開催される。前回までは「企業人チャリティー演芸会」の名で実施していたが、今年からは地元で活躍している人たちを中心に、新たな人材や団体を発掘し、観客に楽しんでもらおうと大会名を変えた。
一葉式いけ花宮古教室を主宰する斉藤葉彩さんのエネルギッシュな生け花が会場を飾り、来場者への還元の意味も込め芸能祭の後半には協賛品が当たるお楽しみ抽選会などが行われた。
芸能祭の売上げの一部は自立生活センター「まんた」(長位鎌二良代表)に贈られる。