出品牛の仕上がり順調/県共進会
今年こそ上位入賞/宮古代表8人を激励
第38回県畜産共進会に出品される宮古代表牛の所有者を激励する会が22日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれた。同振興会や和牛改良組合、JAなど畜産関係機関・団体から多数の関係者が駆け付け、県共進会での上位入賞に大きな期待を込めた。県共進会は来月8、9の両日、南部家畜市場で開催される。
激励会は宮古地区農業振興会が主催。会長の下地敏彦市長は「今年こそは良い成績を収めてほしい。そうすることが『宮古の牛は素晴らしい』というアピールになる。残された期間、出品牛をしっかりと仕上げてほしい」と激励した。
県宮古農林水産振興センターの與那嶺宏明所長(代読)は、宮古代表牛に仕上げた出品者の努力をたたえた上で「宮古地区における今後の和牛改良、畜産振興のリーダーとしての活躍を期待している」と述べた。
この日激励された出品者は松川晋さん、伊山和吉さん、佐和田博さん、前里恵春さん、砂川健治さん、松原秀樹さん、大海の上地良淳さん、松原せつ子さんの8人。
代表して上地さんが「出品牛の仕上がりは順調。現在の調子を維持し、共進会には万全な体制で審査に臨むことができる」と力強い決意を述べた。