韓国から視察団が来島/冬場のゴルフツアー誘客
地元観光関係者が歓迎
韓国からアシアナ航空や旅行社など観光関係者9人が2日、オール沖縄観光セミナーinソウル(県・沖縄観光コンベンションビューローなど主催)の一環として、2泊3日の予定で宮古島のゴルフ場や景勝地視察のため来島した。
空港に到着した一行は宮古島の観光、ゴルフ場関係者からの歓迎を受け、ゴルフ場に移動。午後から、シギラべイカントリークラブで視察を兼ねたゴルフを楽しんだ。
3日はエメラルドコーストゴルフリンクスとオーシャンリンクス宮古島のほか、東平安名崎や池間大橋などの景勝地を視察する。
視察団の一人、パク・デーヨルさんは「インターネットでいろいろ調べた。海がきれいと書かれていたが、機内から見て、本当にきれいな海で、気温も暖かいし、ゴルフをしながらゆっくり休みを楽しめるという気がする」と第一印象を話した。
一行を案内しているJMランド(那覇)の鄭錫佑(ジョンスグ)さんによると、韓国、特にソウル近郊のゴルフ場は12月から翌年3月までは、気温が低く、降雪があるためゴルフがほとんどできない。この時期は海外でのゴルフツアーの需要が高いという。
同視察団の来島に先立ち10月22日、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)の安里繁信会長、宮古島観光協会の豊見山健児会長やゴルフ場の関係者らが2泊3日で、同セミナーの一環として韓国を訪れ、ゴルフ客を中心とした観光客誘致のセミナーを実施した。
セミナー2日目の10月23日午前中は、県大阪事務所の登川安政氏やOCVBの安里会長、宮古島観光協会の豊見山会長らが、アシアナ航空、大韓航空など航空会社3社を訪れトップセールスを行った。
同日午後は沖縄の魅力を紹介するセミナーと商談会がソウルのプラザホテルで開かれ、DVDで宮古島の魅力を紹介すると共に、ゴルフ客誘致を中心にした商談会が行われた。