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教育・文化 社会・全般
2010年6月25日(金)15:35

宮里、前泊さん(宮高2年)が奨励賞/英語で方言交えた寸劇評価

英語スキットコンテストで奨励賞を受賞した前泊さんら

英語スキットコンテストで奨励賞を受賞した前泊さんら

 第12回全沖縄高等学校英語スキットコンテスト(主催・県高校文化連盟など)が18日、沖縄市の県立総合教育センターであり、宮古高校2年の宮里愛里さんと前泊喜咲さんが同校初の奨励賞に輝いた。英語で宮古そばや観光地などを紹介。「パリ(畑)」や「ダイズ(大変)」などの方言を交えた寸劇の内容と英語力が高く評価された。
 
 スキットとは寸劇の意。2人がそれぞれの役を演じ台詞はすべて英語で行った。
 
 タイトルは「宮古そばプリーズ」。宮里さんが店員役、前泊さんが東京から来た観光客にふんし、宮古そばの食材についてのやりとりを披露した。方言の「パリ」はフランスの首都パリに、ダイズは大豆にひっかけ、会話の行き違いが思わぬ展開に発展するストーリーが会場の笑いを誘った。
 
 前浜ビーチや吉野海岸、パイナガマビーチなどの観光地も紹介。方言の語源に加え宮古島の豊かな自然を表現力豊かに伸び伸びと発表した。
 
 24日に同校校長室で受賞の報告を行った2人は「緊張したが内容が受けたのでうれしかった。受賞はおどろき」と笑顔。「英語をマスターするには継続することが大事だと改めて実感した」と話した。
 
 指導した波平麻衣子、メーガン・マイヤーズの両教諭は「最初は棒読みだった英語の台詞が、練習を重ねるうちに自然体になった。努力のたまもの」、川満健校長は「職員室で2度もリハーサルを行うなど、本人たちのやる気が伝わった。これからも持っている能力を発揮してさまざまな事にチャレンジしてほしい」と激励した。
 
 コンテストには県内�校から参加し①内容②演技③英語表現力-を競った。


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