園児が火の用心訴え/秋季火災予防運動始まる
2012年秋季全国火災予防運動が9日からスタートした。15日まで。初日は下地保育所の園児が下地地区でパレードし、防火思想の高揚に努めた。
火災が発生しやすい時季を迎えるに当たって実施される全国統一運動で、火災を予防して人命と財産を守ることが狙い。
重点目標は▽住宅防火対策▽放火火災防止対策▽製品火災の発生防止に向けた取り組み-の推進など。防火標語は「消すまでは 出ない行かない 離れない」
初日は下地で幼年・少年防火クラブのパレードが行われた。下地保育所の園児39人(3、4歳児)がAコープ下地店から宮古島市役所下地庁舎まで歩いた。
園児たちは法被姿でパレード。拍子木を打ちながら元気よく「火の用心」と呼び掛けていた。
市消防本部予防課の下地義康課長は「みんなで火災をなくしましょう」と呼び掛け。市下地支所の下地弘光支所長は「皆さんと一緒に火災が発生しないような運動をしていく」と園児の頑張りをたたえて話した。
あす11日は防災フェアーを実施する。12日は防火対象物、危険物施設等の立ち入り調査、14日には保育所で消防訓練を行う。15日は避難訓練を予定している。