根間さん姉弟(狩俣小)最優秀/宮古地区童話・お話・意見発表大会
小中6人が県大会へ/家族、夢などテーマに発表
第46回宮古地区童話・お話・意見発表大会(主催・宮古地区PTA連合会)が11日、北小体育館など4会場で行われた。小学生28人、中学生33人の計61人が参加。審査の結果、小学校高学年男子の最優秀賞には根間陽一君(狩俣5年)、同女子には根間陽佳さん(同6年)がそれぞれ輝いた。姉弟の受賞。最優秀賞には男女合わせて6人が選ばれ、12月14日に開催される県大会(那覇市)へ宮古地区代表として出場する。
小学校低学年は、童話を身ぶり手ぶり
を交えながら表情力豊かに。同高学年は家族や夢、習い事など学校や日常生活での体験を通して感じたことや考えたことをそれぞれ発表した。
中学生は島の未来や命の尊さ、平和、挑戦などをテーマに、自身の生き方などに焦点を当て、幅広い年齢層に向けて提言を行った。
「一回のチャンスを大切に」との演題で小学校高学年最優秀賞を受賞した根間君は「名前を呼ばれた時は鳥肌が立った。県大会では動作を大きくして楽し
みながら発表したい」、「夢に近づく第一歩」と題し発表した陽佳さんは「自分では早口で発表したと思ったが聞く人には丁度良かったかも知れない」とそれぞれ笑顔だった。
同低学年男子最優秀賞の下地凜君(久松2年)と、女子最優秀賞の安田胡春さん(同)は、それぞれ童話「いえの中のこだま」を伸び伸びと発表。下地君は「とっても緊張したけど、賞をもらえてうれしい」、安田さんは「県大会では大きな声を出して発表したい」とそれぞれ話した。
中学男子の最優秀賞、中田光洋君(福嶺1年)は「僕たちの未来像」、女子最優秀賞の姜力文さん(来間3年)は「心を開いてくれた友情」と題し意見を発表した。
中田君は「練習よりリラックスして発表することができた。先生や家族の協力のおかげ」、姜さんは「賞をもらえてとてもうれしい。県大会では、もっと上手に発表したい」とそれぞれ喜びと抱負を語った。
審査は①内容②音声③態度-の3項目で行われた。