04/30
2025
Wed
旧暦:4月2日 大安 戊 
社会・全般
2012年11月13日(火)9:00

真喜屋さん厚労大臣賞

長年精神科医療に尽くす


創立150周年を機に感謝と決意を述べる照屋会長。一層の地域振興を誓った=11日、比嘉公民館前広場の特設ステージ

創立150周年を機に感謝と決意を述べる照屋会長。一層の地域振興を誓った=11日、比嘉公民館前広場の特設ステージ

 精神保健福祉事業功労で厚生労働大臣表彰を受けた真喜屋浩さん(真喜屋精神神経科院長)を祝福する集いが12日、宮古福祉保健所であった。真喜屋さんは、1996年にも厚生大臣表彰(生活保護行政功労)を受けており今回は2度目。精神科医として過去40年間歩んできた活動が、認められた。


 集いには、宮古福祉保健所と市役所職員らが出席した。

 真喜屋さんは77年に宮古病院の精神科に赴任し、83年には50床の解放病棟を増設した。医師も1人から3人に増員。看護職員も2倍に増やすなど、劣悪だった精神科医療環境を改善した。

 精神障害者家族会を再結成し、同会の育成に寄与。保健所職員と精神科医師・看護師合同の精神科巡回診療をスタートさせた。宮古病院長や保健所長も歴任。真喜屋さんは情熱的な行動で、宮古の精神医療の基礎を築いた。

 現在は精神科診療所やグループホームを開設し、地域精神医療や精神保健福祉に尽くしている。

 市福祉保健部の豊見山京子障がい福祉課長は「長年にわたり家族会を育成したことが、現在の地域活動支援センター若葉やサシバ、やすらぎの基礎になっている」と、真喜屋さんの実績を評価。その上で、今後とも地域保健福祉向上に一層活躍するようにと祈念した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!