宮高凱旋、父母ら歓喜/県高校サッカー優勝
優勝旗 12年ぶりに奪取
サッカーの第91回全国高校選手権大会沖縄県大会で優勝した宮高イレブンが11日午後、帰島した。空港では父母や生徒が歓迎、優勝旗を手にした選手が現れると歓喜して祝福の言葉を贈り続けた。
宮高は、前日10日の決勝戦で南風原を1-0で下して優勝。2000年以来12年ぶりに全国大会出場の座をつかんだ。
空港には父母会をはじめ同校の野球部やバスケット部の生徒、サッカー協会の役員らが駆け付けた。
念願の県制覇を達成した選手に川満健校長は「感動をありがとう。全国ではより次元の高い文武両道が求められる。県代表として全国の舞台でしっかり戦えるように成長してほしい」と激励を込めた。
徳嶺薫父母会長は「全国大会に向けて父母会も一緒に頑張っていきたい。全国でのプレーを楽しみにしている」と期待。サッカー協会の宮国敏弘会長は「夢をかなえる力を研ぎ澄ましてきた皆さんが県の大会を制覇した。全国でもアララガマ魂で頑張ってほしい」と力強いエールを送った。
祝福を受けて上間良哉監督は「このような皆さんの支えがあってサッカーができる。ほかの部活の生徒がこうやって盛り上げてくれるからこそ優勝できた。今後も互いに高め合っていきたい」と学校全体のサポートに感謝した。洲鎌勝汰主将は「皆さんの応援のおかげで優勝できた。全国では宮古代表、県代表の名に恥じないプレーをしたい」と決意を話した。
宮高が県代表として出場する全国高校サッカー選手権大会は12月30日に国立競技場で開幕する。