11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
社会・全般
2012年11月14日(水)9:00

宮古から2個人1団体を表彰/12年度県文化協会賞

地域文化の貢献たたえ


県文化協会から表彰状を贈呈された(写真右から)下地暁さん、友利吉博さん、友利博一さん=12日、名護市民会館

県文化協会から表彰状を贈呈された(写真右から)下地暁さん、友利吉博さん、友利博一さん=12日、名護市民会館

 【那覇支社】地域の文化活動に参加し、その向上に尽くした個人と団体を表彰する県文化協会(星雅彦会長)の2012年度協会賞授賞式が12日、名護市民会館で催され、宮古から友利吉博さん(功労賞)、下地暁さん(奨励賞)、宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたち(友利博一代表)が団体賞をそれぞれ受賞し表彰状を授与された。今年度は功労賞部門で26人、奨励賞部門で25人、団体賞で18団体が表彰された。


 功労賞を授与された友利さんは、旧平良市文化協会の設立に尽力し、宮古島市文化協会長を3期6年にわたり務め、その間、「鳴りとぅゆんみゃ~く方言大会」の企画運営など宮古の文化活動促進に寄与したことが高く評価された。

 奨励賞の下地さんは、音楽を通して地域の文化を宮古島から世界に向け発信し、「クイチャーフェスティバル」等の地域イベントを企画運営している貢献度が認められた。
 宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたちは、地域の自然、文化に関する啓蒙活動を続け、講習会、野外観察会、清掃活動などを実施し、会員の意識啓発と資質向上を図ってきたことが評価された。

 功労賞を授与された友利さんは「大変光栄だ。文化は地域活性化の起爆剤になっている。いかに掘り起こし紹介していくかが、重要なので、これからも頑張りたい」と話した。
 奨励賞を受けた下地さんは「あまりにも光栄で恐縮している。宮古で生まれ育んでもらったからこその受賞。皆さんに感謝し、次世代に活動をつなげていくよう取り組んでいきたい」と喜びと抱負を述べた。

 団体賞を授与された友利代表は「重い賞を頂いたので、これからのサンゴ保全啓発活動にも勢いが出る。海に関する呼び名や表現の仕方などを宮古方言で残せる活動にも取り組みたい」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!