09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
社会・全般
2010年6月24日(木)15:46

悲惨な戦争「もう二度と」/世界の恒久平和目指す

先の大戦などで犠牲になった戦没者の御霊を慰める参列者

先の大戦などで犠牲になった戦没者の御霊を慰める参列者

各地で戦没者慰霊祭/65年目の慰霊の日
 慰霊の日の23日、各地で戦没者の追悼式や慰霊祭が行われた。遺族会や関係者多数が参列し、戦没者の御霊(みたま)を慰めるとともに、戦争や地域紛争の根絶に伴う世界の恒久平和実現を訴えた。「もう二度と、あの戦争を起こしてはならない」-。ぎらぎらと照り付ける太陽光の下、反戦平和の誓いを新たにした。 

326柱の冥福祈る/城辺地区
 城辺地域の追悼式は午前10時から福里公園内にある忠魂碑の前で行われ、先の大戦などで命を落とした326柱の御霊を慰めた。

 
 遺族会の藤本栄一会長は「英霊のご冥福を祈りたい。最近のマスコミ報道では、軍事基地の普天間飛行場がクローズアップされ、平和を脅かす社会問題となり、平和運動の機運が高まっている」と強調し、一時浮上した下地島空港の軍事利用問題にも強い危機感を示した。その上で「われわれ遺族の願いは、この先も永久に戦争のない平和な時代が続くことだ」と述べた。
 
 続いて、下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)が「あの忌まわしい戦争の傷跡は今なお癒えない。われわれは戦没者の犠牲の重さを受け止め、戦争を風化させることなく後世に伝え、世界の恒久平和を追求し続けることを誓う」と話した。
 
 この後、遺族ら参列者が焼香した。手を合わせ、目を閉じて戦没者の御霊を慰めるとともに、命の尊さをかみしめながら恒久平和の誓いを新たにした。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!