11月4日~11月10日
ニュースウィークリー
11月4日~11月10日
宮古出身3人の功績たたえる/県功労者表彰式
県内各分野で、その発展に大きく貢献した人に贈られる2012年度県功労者表彰の式展が3日、那覇市内のホテルで催された。宮古出身者では砂川良三さん(社会貢献部門)、平良寛吉さん(教育部門)、小禄邦男さん(文化・学術部門)の3人に仲井真弘多知事から表彰状が贈呈された。(11月4日掲載)
宮高男女3位九州大会へ/県高校駅伝
男子第60回、女子第30回の県高校駅伝競走大会が4日、宮古島市陸上競技場を発着点とする男子7区間42・195㌔、女子5区間21・0975㌔の同競技場付設公認マラソンコースで行われ、男子は北山が2時間分6秒で優勝、女子も北山が制し、記録は1時間19分3秒だった。宮古勢は宮高が男女3位に入賞。18日に福岡県で開催される九州大会の出場権を獲得した。(11月6日掲載)
自分の命は自分で守る/地震、津波訓練実施
石垣島東方沖で大規模地震が発生したことを想定した訓練が5日、下地農村環境改善センターなど宮古島各地で実施された。地震や津波から身を守る方法や避難所での健康検診、健康体操などをマニュアル通り実践した。訓練には多くの市民が参加、集団で避難訓練などが行われた。(11月6日掲載)
根間、下地さん全国大会派遣へ/宮高美術部
宮古高校は6日、県高等学校総合文化祭美術・工芸部門で優秀賞を受賞した根間すみれさん(2年)と下地真維さん(同)を全国大会に派遣すると発表した。全国大会への派遣は2002年以来10年ぶり。また同大会で同じく優秀賞を受賞した根路銘夏帆さん(1年)を九州大会に派遣する。同部からは10人が出品した。(11月7日掲載)
「地域の声を反映させて」/狩俣地区で説明会
市教育委員会は5日夕、狩俣集落センターで、狩俣地区の学校規模適正化の「基本方針見直し素案」の説明会を開催した。川満弘志教育長が宮古島市の児童、生徒数推移などの学校状況を説明した上で、素案の説明を行った。保護者や地区住民からは「詳細なアンケート調査を実施し、地域の声を反映させるべきだ」などの市教育委に対する具体的な提案が出された。(11月7日掲載)
コロニー大賞に下地ヒロ子さん/難病と闘い織り手で活躍
第17回沖縄コロニー大賞に下地ヒロ子さん(57)=市平良字下里=の受賞が決定した。同大賞実行委員会が7日、発表した。難病と闘いながら、宮古上布の織り手として活躍していることなどが評価された。離島在住者では初めて。下地さんは「私で良いのかとびっくりした。支えてくれた周囲の人たちに感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを語った。表彰式は12月9日(11月8日掲載)
オスプレイ配備反対決議見送る/九州市長会総会
九州118市で構成される九州市長会の第111回総会が7日、宮古島市内のホテルで開催され、都市財政の拡充強化を求める議案など各県提出の議案を可決した。一方、沖縄への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ配備に反対する決議の採択は見送った。(11月8日掲載)
オスプレイ配備撤回要求を削除/九州市長会臨時理事会
九州市長会の臨時理事会が8日、宮古島市内のホテルで開かれた。前日の総会で見送られた沖縄への垂直離着陸輸送機MV22オスプレイに関する決議について協議し、沖縄への配備撤回を求める文言を削除、修正して採択した。(11月9日掲載)
夏植発芽率50%大幅減産を懸念/沖縄製糖管内
沖縄製糖宮古工場の調査によると今年9月に植えたサトウキビ夏植の発芽率は50%と、台風17号の影響で落ち込んだことが分かった。平年の10㌃(約1反)当たり収穫本数は7000本だが、現状のままだと3500本になり、大幅減産が見込まれるという。同工場は対策として、早めの補植を呼び掛けている。(11月9日掲載)
バイオエタ施設条例など可決/市議会臨時会
宮古島市議会の臨時会が9日に開かれた。市バイオエタノール製造施設を指定管理者に管理させるための条例や、9月末に宮古島地方を直撃した台風17号の暴風で破損した施設を修繕するための予算措置を専決処分で行ったことについて承認を求める報告案件など、提出議案が審議され、いずれも全会一致で可決された。(11月10日掲載)
んまだいしょう読書推進賞を受賞/32年間人形劇や読み聞かせ
宮古島市の人形劇団んまだいしょうが第42回野間読書推進賞を受賞した。人形劇公演や読み聞かせを通して読書推進運動に貢献したことが認められた。県内では個人、団体を含め6件目の受賞。9日、県の大城浩教育長に受賞報告を行った奥平代表は「宮古島の母親たちと一丸となって取り組んできたことが受賞につながった」と語った。(11月10掲載)