がんずううやき
2012年11月13日(火)22:21
福原 清子さん(89歳)(平良字下里)
クラブが一番楽しい
今月3日に鏡原中学校で行われた市老人クラブ連合会平良支部の大運動会。清子さんは平一学区の一員として「これから音頭」を元気いっぱい踊った。友達の垣花貞子さんは「とても若々しい、すごいおばあちゃん」と目を細める。
週に2回、月曜日と水曜日に平一小隣りの「若松クラブ」に通う。民謡の踊りや体操で体を動かし、カラオケを歌い、お茶を飲みながらおしゃべりをして過ごす。「クラブの日が一番楽しい。踊るのが大好き」と笑顔いっぱいに話す。自宅から約1㌔もあるクラブには、歩いて行く。5㌔の米俵や野菜などの買い物も、両手いっぱいに持ち帰るというから、足腰はものすごく強い。
食べ物は、甘いものを好む。「熱いお茶には、黒糖がいいねえ」。特に生まれ島多良間産黒糖の味の良さに太鼓判を押す。朝はトーストとコーヒー、昼は毎日菜っ葉を入れたみそ汁を摂る
仕事、子育てを頑張った90年の歩みは、山あり谷ありの半生だった。「苦労もたくさんあったけど、今は忘れたさー」と、根っからの明るい性格だ。
子ども4人、孫2人。
1923(大正12)年2月20日生まれ