8カ月ぶり40万円台/肉用牛11月競り
前月比1万3000円高
JAおきなわ宮古家畜市場の2012年11月の肉用牛競りが、19日開かれた。子牛1頭平均価格は40万5197円と、前月比1万3469円上げた。40万円台の高値は、11年3月以来8カ月ぶり。JAは年末需要期や全国的な子牛不足、購買者の若干増-などを要因に挙げている。
JAおきなわ宮古地区畜産振興センター畜産部のまとめによると、子牛は359頭上場され、357頭競り落とされた。上場頭数は、前年同月と比べ35頭少ない。総販売額は1億4465万円で、総販売体重が9万4795㌔。平均キロ単価は、1526円となった。
性別の1頭平均価格は去勢が43万3780円(前月比7157円高)、雌が36万4364円(同比1万3172円高)。1頭の最高価格は54万4950円、最低は13万4400円だった。
去勢の体重区分別1頭平均価格は「350~399㌔」が最も高く47万7750円。「300~349㌔」の46万8031円、「250~299㌔」の44万2050円などが続いた。
成牛を含めた総販売額は、1億5125万円となった。