スマホ利用者をつかめ/県中小企業団体中央会
情報発信力セミナー
県中小企業団体中央会のセミナーが21日、市内のホテルで行われた。「すぐに出来る!無料で出来る!『観光客』の集客力・販売力UP!スマートフォン利用者をキャッチする情報発信力セミナー」と題して行われ、参加者たちにスマートフォン利用者目線でいろいろなアプリケーションに対応した情報の発信が呼び掛けられた。
セミナーでは、ウェブサイトの構築からインターネット事業の戦略的なコンサルティングなど幅広い分野で活動する「ライデリ」の浦崎真作社長が講師を務めた。
浦崎氏は、著しく増加するスマートフォン利用者に対応した情報提供の在り方や利用者がどのような形で情報をキャッチしているのかについて分かりやすく説明し「スマートフォン利用者を自社の顧客にするために自らもスマートフォンに触れることで、肌感覚を養い利用者目線で対策することが大切」と訴えた。
具体的には、無料ITツールを使った対策を紹介。フェイスブックのアカウントを取得し、会社のページを立ち上げる▽グーグルマップやユーチューブなど無料のITツールの対策を図る▽スマートフォン用のホームページを立ち上げる-などが呼び掛けられた。
会場には観光関連企業の代表らが詰め掛け、観光客やその予備軍の情報収集が変化する中で、情報発信者としてどのような対策が求められているかについて学んだ。