サンエー裏側に新道路/竹原地区区画整理事業
竹原1号線は建物取壊し/17年度完了へ工事着々
竹原地区土地区画整理事業は現在、サンエーショッピングタウン宮古食品館裏側に区画道路6-13号線の新設工事を進めている。6-11号線からサンエー駐車場までの約190㍍。幅員が6㍍。道路両端に雨水路も整備した。開通は年明けを予定している。
同所一帯は、サンエーと竹原1号線の間に閉じこめられた状態。6-13号線の新設で、袋小路状態が解消され、周辺の空き地は住宅に向く土地に一変した。住民の一人は「開通すると城辺線方面への出入りが便利になる」と新設を歓迎した。同道路は将来、県道城辺線まで延長する。
12年度は、現在までに平良中学校北側の竹原2号線の整備を完了した。延長360㍍。幅員が8㍍(車道6㍍、歩道2㍍)。歩道が整備され、安全な通学路に変わった。
東交番前を東西に通る竹原1号線では拡幅に向け、通り沿いの建物の一部を取り壊した。引き続き、建物の物件補償を進め、終わり次第工事に入る。幅員9㍍(車道7~6㍍、歩道2~3㍍)のコミュニティー道路を計画している。
今年度予算は、8億円を計上した。12年度末までの総事業費66億円ベースの進ちょく率は、5割を超えると見込む。
竹原地区区画整理事業は、05年度に事業化が決まった。07年度から工事が始まり10年度には、宮古病院裏側に荷川取線が開通した。幅員は17㍍(車道9㍍、歩道4㍍の両側)と幅広い。延長は342㍍。将来は、平良港側の「人頭税石」の所まで通すという。
竹原区画整理地区は、東が宮古高校東線、西が保健所東側の大道線、北が荷川取線、南を竹原2号線(平良中学校北側)で囲む23・6㌶。
地区内には、自動車が通れないほどの狭い道路などがあり救急車や消防車の出動に支障を来す恐れがあるという。同事業は、集落内の至る所を幅員6㍍の道路が通り、公園(4カ所)もある快適で安全な住宅環境整備を目的とする。事業完了は、17年度を予定している。