五輪選手がやって来る/キッズアスリートPJ
来月7日 日本最速・江里口らが指導
陸上競技の国内トップクラスの選手が子どもたちを指導する日本陸上競技連盟のキッズアスリート・プロジェクトが来月7日、宮古島市陸上競技場で開催される。男子短距離で国内現役最速の江里口匡史、女子やり投げ日本記録保持者の海老原有希ら五輪選手が小学生を指導する。8日には中学生以上を対象とする陸上クリニックが開かれる。21日に長濱政治副市長らが会見を開いて告知した。
このプロジェクトは、日本を代表するトップアスリートが全国各地の小学校を訪問し、「走る、跳ぶ、投げる」の楽しさを伝えることが狙い。2006年11月に東京都杉並区和田小学校で開催して以来、年間9~10会場で実施。11年末までに全国45の小学校をトップ級の選手が訪問してきた。
当日は江里口、海老原選手のほかハードルの八幡賢司、跳躍の戸邉直人、短距離の小島茂之ら日本を代表する5選手が来島。午前9時30分にスタートし、種目別のデモンストレーションを披露した後、東小学校など7校から集まる計394人の児童を指導する。
長濱副市長は「トップアスリートに指導してもらえる機会はなかなかない。子どもたちにとって大きな力になる」と述べた。
8日の陸上クリニックは江里口、戸邉、海老原の3選手が講師を務める。午前10時にスタートして種目別の練習を行う。参加者は22日から28日まで募集。申し込み方法は、市総合体育館1階の市民スポーツ課(電話72・4469)にある申し込み用紙に必要事項を記入し、宮古工業高校(電話72・3185、ファクス72・8041)の本村教諭に提出する。