心一つにハーモニー/小中学校音楽発表会
第34回宮古地区小中学校音楽発表会が23日、平良のマティダ市民劇場で開催された。小、中学校合わせて26校の児童生徒が合唱を発表し、会場全体に響く歌声とハーモニーで聴衆を魅了した。審査の結果、小学校は池間、久松、砂川、中学校の部は久松、伊良部のほか狩俣・池間の合同チームがそれぞれ県発表会への推薦校に選ばれた。
この発表会は、宮古地区小・中学校音楽教育研究会が主催。音楽を通して1人でも多くの児童、生徒に発表の機会を提供することを狙いに開催している。毎年多くの児童、生徒が出演して演奏技術を競っている。
午前中に小学校、午後に中学校の部が行われ、各校とも日ごろの練習の成果を堂々と発表した。小学生は元気いっぱいの合唱、中学生は磨き上げたハーモニーを披露した。
審査の結果、小学校、中学校それぞれ3校の推薦校を決定。小学校は池間全児童、久松4年、砂川6年1組、中学校は久松3年、伊良部2・3年、狩俣・池間合同が選ばれた。
審査員は県立総合教育センター教科研修班研究主事の金城優子さん、宮古特別支援学校高等部教諭の長浜隆さん、元小学校教諭の平良恵子さんが務めた。
推薦校の児童生徒は、来月26日に沖縄市民会館で開催される第59回全沖縄音楽発表会に出演する。