県民大会陸上競技/宮古、壮年が躍進
下地(走幅) 平良(円盤)優勝
一般女子走高、池間連覇
第64回県民体育大会は24日、陸上、軟式野球など計7競技を行った。宮古島市は陸上競技1日目で壮年選手が躍進。30代男子走幅跳で下地豊正、同円盤投で平良潤一が優勝したほか30代走高跳、50代砲丸投でも上位入賞し、壮年総合成績で全体の3位につけた。一般女子走高跳では池間舞が優勝して連覇を達成した。石垣市で行われているバレーボール競技は男子が4強に進出している。きょう25日は陸上競技2日目ほか、ウエイトリフティング、剣道が宮古島市で行われる。
今年の県民体育大会は宮古島市、石垣市を主会場に開催されている。24日は宮古で陸上と軟式野球、石垣でバレーボールやバドミントンの初日が行われた。
メーン競技の陸上が宮古島市で開催されるのは10年ぶり。24日は24種目で決勝が行われ、県内各市郡の代表が健脚を競った。
30代男子走幅跳を制した下地の記録は6㍍53、宮古記録を更新して優勝した。
1回目に5㍍95を跳んだ後は4回目まで連続ファール。「せめて6㍍は跳んでおきたい」と挑んだ5回目に踏み切りをぴたりと合わせて会心のジャンプを見せた。「まさか6㍍50を跳んでいるとは…」と自身驚きの様子。それでも「優勝はうれしいし宮古島市のために貢献できた」と喜んだ。
30代円盤投優勝の平良は2位に3㍍以上の差をつけて優勝した。34㍍89の記録について「納得できる記録ではないが、念願の優勝なのでうれしい。また、地元宮古島市の開催で優勝できて良かった」と話した。
このほか壮年部門では30代走高跳で友利徳郎が1㍍79で3位、50代砲丸投では前泊保弘が11㍍33を投げて3位に入賞した。
一般男子の部では1万㍍で與那嶺恭兵が31分39秒67で2位に入った。同女子走高跳で優勝した池間の記録は1㍍50。激戦を制して大会連覇を達成した。同砲丸投に出場した高橋空は11㍍72で3位に入賞した。
初日を終えて一般男子の総合成績は出場14市郡中13位、同女子は12市郡中6位で壮年は14市郡中3位。25日の2日目では一般男子の巻き返しが期待される。