「英語力の強化を」/日本英検協
教師対象に授業指導
日本英語検定協会主催の英語教育セミナーin宮古島「新学習指導要領と授業指導」が29日、県宮古合同庁舎で行われた。県内の小中高の英語教諭や学校関係者らが参加し、基調講演や授業発表の内容に真剣な表情で聞き入った。
開会のあいさつで、県教育委員会の大城浩教育長は「グローバル化が急速に進む現代社会において国際的な共通語でる英語力を子どもたちが身に付けることは重要なテーマ。英語力の強化は子どもたちの将来だけでなく日本の将来のためにも必要。きょうは多くのことを学んでほしい」と呼び掛けた。
同協会の古畑儀行検定事業部カスタマーサービス課長が「今の英検、これからの英検-沖縄県のさらなる英語力向上を目指して-」の演題で講話。
英語力日本一を目指し、高校初年度には全員3級取得を目指す▽高校卒業までに準2級、2級(準1級)取得を目指す▽学校の英語科教諭、社会人は準1級、1級取得を目指す-ことなどが提案された。
そのほか、基調講演ではNHK教育テレビ「おとなの基礎英語」で講師を務める立教大学経営学部国際経営学科の松本茂教授が「宮古島の子どもたちに世界に活躍できる英語力を身につけてもらうためには」のテーマで講話した。