合同就職説明会に31人/地域巡回マッチングプログラム事業
「地元企業」14社が説明/参加者「もっと機会増やして」
地元で就職を希望する求職者と人材を採用したい地元企業のベストマッチングを目的に、県の2012年度地域巡回マッチングプログラム事業「第8回合同就職説明・面接会」が30日にJAおきなわ宮古地区本部大ホールで開催された。説明会には、31人の求職者が訪れ地元採用を予定している企業の説明に聞き入った。
今回の説明会は、宮古島市で採用を予定している14社が参加し1部、2部構成で行われた。
1部は各社統一の企業説明タイムが設定され、参加者たちは多くの企業から説明を受けた。
2部は会場内で応募・面接が行われ、当日面接を実施した企業から求職者たちは具体的な雇用条件や仕事の内容について確認した。
宮古高校3年の小禄愛美さんは「沖縄本島か宮古で勤務したいと思っているのでこうした地元企業の説明会がもっとあった方がいい。販売の仕事が希望なので企業の説明を聞きたい」と話した。
30代の男性は「地元で働きたいので地元企業によるこうした説明会はもっと機会を増やしてほしい。少なくとも年2回程度は開催してほしい」と述べた。
求職者たちは、参加企業の求人票などが掲載された「合説活用ガイドブック」で仕事の内容や雇用条件などを確認しながら、それぞれの企業のブースで説明を受けていた。
同事業は、雇用情勢の改善を目指して県が求人おきなわに事業を委託し、求人おきなわは合同就職説明会を県内各地で実施している。